
エネルギー代謝
更新日:2021年1月29日

こんにちは♪
沖縄県那覇市前島にございます。
たるみ・小顔ケア専門サロン
Gold Palm NAHA(ゴールドパーム那覇)宮地です😊
なぜ人間は動き続けることが出来るのでしょう?
本日はエネルギー代謝について説明させていただきます。
ガソリンが自動車のエネルギー源となって走るように、生物が動くためにもエネルギーが必要です。それのもとになっているのがATP(アデノシン三リン酸)です。
ATPは筋中に存在しATPからリン酸が一個分離するとADP(アデノシン二リン酸)となりますが、その際に発生するエネルギーを使って筋が動きます。しかし筋中に存在し、ATPはごく少量しか貯蔵されていないので、それだけで活動しようとすると1秒ほどしか動くことができません。
ではなぜ人間は動き続けるこができるのでしょう?
それはADPをATPに再合成できるからです。ATPの再合成には酸素を必要としないATP-PCr系と解糖系、酸素を必要とする有酸素系の3つのシステムがあります。
・ATP-PCr系
ATP-PCr系は短時間に激しい運動をするときに優先的に使われる再合成のシステムです。クレアチンリン酸(PCr)はATPと同様、筋中に含まれ、これがリン酸とクレアチンに分解され、リン酸がADPに結合することでATPが再合成されます。酸素を必要としない無酸素性です。
・解糖系
解糖系は糖が分解されて乳酸が発生する過程でATPを再合成するシステムです。糖は、血液中(グルコース)を流れ、筋と肝臓(グリコーゲン)に蓄えられています。乳酸が出るのが特徴で、有酸素運動であっても乳酸がで続けるような運動は解糖系となります。ATP-PCr系と同様、無酸素性です。
・有酸素系
運動強度がそれほど高くない長時間運動の場合、ATP 再合成は有酸素系に依存します。これは脂肪や糖が、筋中にあるミトコンドリアに取り込まれ、酸素の介在を得てたくさんのATPを再合成するシステムです。ミトコンドリアは遅筋に多く含まれており、有酸素運動を長期的に実施すると増えることで知られています。
エクササイズをするのも、まばたきをするのも、全てATP の分解により得られるエネルギーにより筋が動くためです。ATPの再合成のために必要なエネルギー源は食事です。有酸素運動をすると貯蓄脂肪が燃えるというのは、このためです。
こうやって仕組みを知ると運動する意味がわかりますね😊
本日も身体を動かして一日快適に過ごしましょう♪